TECHNICAL KNOWLEDGEBASE

2023-02-28

マイクロレンズアレイのあるCMOSセンサーの解析

ここ数十年で、CMOSセンサーのピクセルサイズは10μm以上から2μmまたはそれ以下のスケールとなりました。ピクセルサイズを小さくすることにより、より高い空間分解能が達成されたと同時に、各ピクセル上に置かれたマイクロレンズの機能性に疑問がもたらされました。この例では、ピクセルサイズが2μm以下のCMOSセンサーの性能を調査します。マイクロレンズの有効性を確認するため、厳密解析手法であるFMM / RCWAをシミュレーションに採用しました。

モデリングタスク


幾何学的パラメータはY. Huo, et al., Opt. Express 18, 5861-5872(2010)から作成

  • マイクロレンズアレイ後方の電磁場はどのように振る舞い、集光機能はまだ有効でしょうか。
  • 最終面のピクセルアレイ上の電磁場はどのような分布を示すでしょうか。

2.0μmピクセル用マイクロレンズ(x-zシミュレーション)

1.8μmピクセル用マイクロレンズ(x-zシミュレーション)

1.6μmピクセル用マイクロレンズ(x-zシミュレーション)

3Dシミュレーションと結果の比較

VirtualLab Fusionの設定

VirtualLab Fusionでの流れ

VirtualLab Fusionのテクノロジー

ドキュメント情報

タイトル

マイクロレンズアレイのあるCMOSセンサーの解析

ドキュメント番号

GRT.0026
バージョン 1.0
Toolbox VirtualLab Fusion Advanced
使用したVirtualLabのバージョン 2020.1(Build 3.4)
カテゴリー Application Use Case
参考文献 Ultra-Sparse Dielectric Nano-Wire Grid Polarizers
Configuration of Grating Structures by Using Interfaces
Configuration of Grating Structures by Using Special Media