TECHNICAL KNOWLEDGEBASE

2023-02-02

材質データの VirtualLab Fusion へのインポート

光学系を正確にモデリングするためには、正確な材質特性を適用しなければなりません。薄膜層あるいはより複雑な材質の場合、実際の屈折率は文献の値とは異なることがあります。

そのため、関連する材質の複素屈折率を測定し、そのデータをVirtualLab  Fusion にインポートすることが必要となります。複雑な材質データをインポートする流れをここで示します。

インポート形式

インポートモジュールには、次の情報を含む材質データが左記の形式で必要です(小数点と列の区切りは、後からインポートモジュールで調整できます):

  1. 波長 λ(昇順)
  2. 屈折率 η
  3. 吸収係数κ

材質データのインポートモジュール

テキストファイルへのパス、保存先カテゴリ、材質の名前を指定します。

VirtualLab Fusion の設定

Materials Catalog でインポートした材質データを見つけて、Tools 機能 でカタログを更新したり、材質データを編集したりできます。

文書情報

タイトル 材質データのVirtualLab Fusionへのインポート
ドキュメント番号 SWF.0002
バージョン 1.1
Edition VirtualLab Fusion Basic
使用したVirtualLabのバージョン 2020.1 (Build 1.238)
カテゴリー Application Use Case